'People Of Sake' - 五十嵐さん


「天青」で有名な熊澤酒造の杜氏を務める五十嵐さん。今回は五十嵐さんが造る日本酒のお話を伺います。

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これまでの経歴と、日本酒造りに携わりたいと思われたきっかけについてお聞かせください。

 

微生物に興味があり、東京農大に入学。食いしん坊で食に対して興味があったことから日本酒にも興味を持ち、好きでよく飲んでいました。卒業の際、生まれ育った地元の湘南で日本酒造りが出来ればと思い、熊澤酒造に入社しました。

 

1996年 東京農業大学 農学部醸造学科 卒業

1996年 熊澤酒造株式会社 入社

2000年 杜氏就任・社員での酒造り開始

 

 

 

こちらの醸造所はとてもユニークですが、日本酒の製造以外に何をされているのですか?

 

日本酒以外には1996年より湘南ビールの醸造を開始、現在はフルーツビール・どぶろく・ミードの製造も開始しました。同時に、敷地内にレストランをオープンし、ビールが楽しめる場所を作りました。また、ベーカリーも併設しています。

 

 

 

一部の日本酒を防空壕(まさに洞窟のよう)に保存されているのはなぜですか

 

季節による温度変化のある防空壕はとても穏やかな環境で、お酒にとってストレスが掛かりません。ここで約12か月熟成したお酒はまろやかで味わい深く魅力的なお酒に変身するからです。常温以上、お燗でも美味しいです。

 

 

 

五十嵐さんは東京農業大学で学ばれ「酵母のエキスパート」と呼ばれているそうですが、酵母に興味を持たれたのはなぜですか。

 

目に見えない微生物の力で、小さな力の集合体を利用する事で美味しい物を作れる事に興味を持ちました。

 


 

酵母と日本酒について最近実験されていることがあればお聞かせください。

 

蔵の敷地内で自然界から酵母を採取し酒造りに使う事と、茅ヶ崎市内で酒米の栽培を行い、米・水・酵母を茅ヶ崎産にすることで地元の味わいにTRYしています。

  


 

醸造者として、日本酒造りの中で経験した思い出深い(または、面白い / 刺激を受けた)出来事は何でしょうか。

 

酒造りは10年で1人前と言われながら5年で杜氏になったが、やはりわからないことも多かった。10年目の酒を利き酒した際、その酒の変化が手に取るように分かり、造り方のポイントに対しての工夫やアドヴァイスに幅が出来た事です。

 

 

 

今日本酒はブームになっています。このブームを絶やさないために、酒蔵として出来ることは何だとお考えですか。

 

ブームに乗りながらも、きちんと美味しいお酒を造り続ける事、地域との取り組みを行い、次の世代に技術を残す取り組みや、酒造りの研究を行う事で、酒蔵を絶やさず続けられる環境づくりを行う事が重要です。

余力があればイベントやプロモーションに参加し、日本酒の啓蒙活動を行いたいです。

 

 

 

この度はインタビューにお答えいただき、有難うございました。これからも、五十嵐さんには素晴らしい日本酒を生み出し続けていただき、私たちはそれをより多くの皆様に伝えていきたいと思います

 

酒造のしい情はこちらのリンクへ

 

 

 

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18 Jun 2016


By Jason Adamson
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